読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スケッチブックとBBQ

思考の整理をするための、便所の落書き。

1ヶ月間、ケツバットだけで50万円弱稼いだ話。

以前のエントリで書いた通り、私は大学2回生のころに、日本一周を1万円で達成しようとした。しかし、3日で所持金は0円になった。

shoki-terashita.hatenadiary.jp

 

 

聡明な人ならわかると思う。この資本主義である日本において、無一文であることは、必然的に死を意味する。

実際に、3日目で限界の日が来た。

 

3日目とは、兵庫を出発して奈良に着いたときだ。その日は、猛暑日で、奈良公園の鹿も木陰でグッタリしている。

体力も気力も限界に近づいた時、突然視界が狭くなった。

150°近くあった視野が、10°前後になってしまった。

なお視野は、グングンと狭ばる。視野がペットボトルのキャップぐらいになったときである。生まれて初めて、己の死を感じた。

 

同時に、路上で寝泊まりしてた私が、「衣食住」の大切さを身に染みて感じた。

 

f:id:shoki_terashita:20170406010821j:plain

 

しかし、こんなところで、「日本一周」という挑戦を諦めたくない。

故に方法は、1つ。

 

 

何もない状態から稼ぐしかない。

 

 

ここからが、このブログで書き残したい本題である。

大阪、奈良、和歌山の路上で寝ながら感じたことは、通りゆく歩行者は、大きく4つのグループに分かれていた。

 

・宴会上がりのサラリーマン集団

 

・ガラの悪いお兄様方(4,5人)

 

・絵描き、詩人、大道芸人、歌い手など、芸術家

 

・女性2人組

 

もしも、この夜の路上で、「一本100円でケツをしばけるサービス」があったら、ひょっとすると稼げるのでは。と考えた。これには、いくつか根拠があった。

 

予想は的中した。彼ら彼女らの行動は以下の通りである。

 

・サラリーマン集団は、部下がガヤとなって、上司であろう中肉中背の中年男性が、私のケツを勢いよくシバく。更に、その中肉中背は、気前よく紙幣を差し出す。

 

ガラのわるいお兄様方は、私のケツを、シバきにシバく。平気で1人500円は出す。

 

芸術家も同様に、力みのないフォームで私のケツをしばく。そして、私のすぐ横で、よく分からない芸を始める。

 

女性2人組は、私のケツを叩くと同時に、撮影会を始める。

 

さて、根拠とは、彼ら彼女らには、それぞれ順に、以下の欲求があると仮説づけたからである。

 

・尊厳欲求(部下を連れている上司)及び、それを満たさせたい部下

・自己顕示欲

・知的欲求or所属欲求

・承認欲求

 

この体験から学んだことは、

人が求める価値を正しく捉えることが出来れば、価値創造延いては、マネタイズは可能であるということ。

逆に言えば、いくら技術があったとしても、需要がなければ、価値はないということを学んだ。

 

f:id:shoki_terashita:20170406014432j:plain

 

 

 

 

野球を1年半辞めて、プログラミングとマーケティングに熱中した結果、野球が上手くなっていた話

f:id:shoki_terashita:20170309063646j:plain

「野球を1年半辞めて、プログラミングとマーケティングに熱中した結果、野球が上手くなった話」

 

 

野球においてプロは存じ上げないが、アマチュア界はいくらか根性論のスポーツである。

中学生のとき、バッティングの調子が振るわなかった時、指導者から頂いたアドバイスはこれである。
「前に打て!」まず、その方法論を論理的に教えて頂きたい!

 

 

高校生のときも同様であった。打てない時は「素振りをしてこい!」空振りの練習に意味が有るのか。
大学野球の指導者も同じであった。「ピッチャーはとにかく走れ」走ることで勝てるのか?

 

 

無論、これら指導者方の経験則に従った指導を否定する気はさらさらない。現にメンタルを鍛えられた。また野球の目的が「教育」ならば、異論はない。

 

野球を辞めて1年半、以下の思考を学んだ。
マーケティングでは、事象をロジックツリーで分解・可視化し、客観的事実のもと費用対効果を分析する。
・プログラミングでは、コードを構造的に把握し、因果関係を捉える。

 

大学野球の関係で、アルゼンチンにて硬式野球をする機会を得た。
この際に、今までの野球に疑いをかけた。
まず良いバッティングをするためには、4つの能力が必要だと仮説する。


①投げられたボールを見る力
②イメージ通りにバットを操作する力
③ボールとバットの衝突するタイミングを調整する力
④強くスイングする力

 

さて素振りで身につく力は一体どれなのだろうか。④だけである。
日本において、野球少年が素振りに費やす時間は莫大である。
アルゼンチンにて一カ月野球に関わったが、素振りをする野球少年は1人もいなかった。
素振りの費用対効果は果たして高いのか疑問である。

また、
足の速さを同様に分解すると、
ストライド(歩幅)」×「足の回転数」となる。
走力をあげるために、漠然とダッシュを重ねた高校時代は何の意味があったのか。
ストライド」を大きくするトレーニングに集中した方が、費用対効果は良かったはずだ。

私がバッティングにおいて重視した練習は、「ペッパー」である。ひたすら打ち込んだ。(投げられたボールを、バットで投手に打ち返す練習)
上記項目でいう②,③の能力を高めるためである。

 

アルゼンチンにて6試合を行った。国や都市を代表した選手もいる。
17打数7安打5四球 打率は0.410 であり、現役時代よりも良い成績を残すことができた。

故に、
何故、ホームランを打てないのか。
何故、150キロを投げられないのか。
何故、ストライクに入らないのか。
全ての「なんとなく」を言語化し、因果関係をとことん究明することで、日本の野球はもっと強くなると感じた。

指導者も選手も「スポーツを科学する」事が大事であると考える。

山手線満員電車で感じた事、人のマイナス感情は2つの領域で定まる。

朝の通勤時間のことである。突然、電車が止まった。雪の影響らしい。

 

混雑、窮屈、遅刻、、、コンディションは最悪である。

 

しかし、そこまで不安・不満を感じない私がいることに、私は気付いた。

「まあ、しょうがないかあ〜」というのが本心だったのだが、なぜ、「しょうがない」と思ってしまったのだろう。

 

結論として、

ある事象が自己のコントロール領域に入ってるか否かが、マイナス感情を抱く抱かないへ大きな影響を及ぼしていると、私は考えた。

 

 

「遅刻」を例に考えよう。

ある目的地に行く際に、自分や同伴人の準備不足が原因で、出発時間が遅れるのと、

飛行機の悪天候による大幅な遅延では、圧倒的に前者に対して、マス層は不満を抱くであろう。

 

つまり人の感情は、自分の環境がコントロール可能、不可能かが大きな要素になる

 

より広げて考察すると、

自己のコントロール可能領域を広く出来る人、広く考えられる人が、偉人(もしくは異人)として、捉えら

れる傾向にある。

 

 逆に、自分のコントロールできる領域は限られていると考える人は、適応に長けており、禅であり、俗にいう「優しい人」と捉えられる傾向があると思う。

 

まとめると、自己の目的に応じて、コントロール可能領域を正しく変化させられる人が組織に向いており、俗に言う優秀な人なのかな。と今は仮設する。

 

 

「思い立ったが吉日」とあるが、そんな甘い世の中ではない。part1

2015年、大学2回生の7月。

友人・佐藤君の家で私は進撃の巨人を読みながら言った。

 

「なあ、さとー。日本一周したいな」

 

何を言ってるのだ私は。なにせお互い、大学の硬式野球部に属してる。もうすぐ、公式戦だ。僕はキャッチャーで彼はサードだ。抜けたらチームに迷惑だろう。第一に、私には彼女がいる。彼女をほったらかして、長期間も遊んでる場合ではna..

 

佐藤:「よし、行こう!」

 

うん?佐藤は、今なんて言ったのだろうか。

私のあまりに浅はかで思いつきのアイデアを採用したのか。いや、聞き間違いであろう。聞き間違いであってくれ。佐藤!

 

佐藤:「でも今お金ないんだよなあ。10月から後期始まるし」

 

私:「ヒッチハイクなら、0円だ。しかも自転車なんかより楽で早いはず。2ヶ月あれば後期に間に合う。」

 

佐藤:「決まりだな!来週からどう?シフトまだだよな」

 

私:「おう、そうだな。まだシフト出してない。来週から行くか。」

 

言ってしまった。お互い同じ店舗のすき家バイトだ。シフトのシステムも熟知している。すぐ出発日が決まってしまった。これはもう行くしかない。

 彼女に何て言おう。野球部のみんなには?残り7日間しかない。片っ端から片付けていくぞ。

 

私:「キャプテン、この夏で日本一周したいです。来週で辞めさせて頂きます。」

キャプテン:「うむ。やりたいことをやれ」

 

私:「日本一周したいだよね〜。いいかな?」

彼女:「うん。。もう別れよう」

 

あっさり、この街への未練がなくなった。

引き止めてくれるかなぁ〜ぁあ!!と思っていた自分をはたきたい。

 

そして出発日。

初期装備は3つ。

自分の生身、佐藤君、スケッチブックだ。まるでドラクエだ。RPGだ。

美しい晴天。カーテンを勢いよく纏め上げ、トビラを蹴り上げた。私たちは学園都市駅を飛び出した。

お金もない、土地勘もない、スケッチブックはある。

 

猛烈に目的地を殴り描き、私たちは道路に立った。

 

5時間立った。5時間経った。

これからの1週間は地獄だった。